当社は国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、
SDGsの達成に向けた取り組みを行っていく事を宣言します。
2015年9月の国連サミットで採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のためのアジェンダ」に記載された持続可能な開発目標のことです。 この持続可能なよりよい世界を目指す国際目標と、植物が社会を豊かにするという三浦園芸の考えには、SDGsの目指す世界に通ずるものがたくさんあります。 地球環境へ負荷をかけない環境保全のための仕組み作り・商品開発(環境保全)をはじめ、働く人たちの健康・安全・人権の尊重(人権・雇用)し、業界や国境を壁を越えた地域貢献に取り組むこと(地域貢献)で、社会の調和と持続的な発展を目指し、事業を通じた社会の発展に取り組んでおります。
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SDGsSustainable Development GoalsのSにあたる単語で、持続可能という意味があります。
例えばアパレルの世界では、業界をリードする大手ブランドや先進企業を中心に、石油資源等や動物の毛皮等限りある資源の使用を避け、再利用可能な素材に代替することで、持続可能な世界を目指していくというコンセプトを打ち出しています。
この取り組みはここ数年で多くの指示を受け、インスタグラムのハッシュタグで多数見かけようになり、マス層まで認知され、消費者の環境保全に対する意識を啓発する大きなムーヴメントを作り出してきました。
三浦園芸の取り扱う商品も「サステナブル」なアイテムが多数存在し、
今後もこのテーマに関する商品開発に取り組んでまいります。
普段何気なく買う観葉植物を、サステナブル商品にしていくことも、
間接的に環境保全に携わる活動の1つといえるでしょう。
森の間伐・伐採と聞くと、森林や生態系の破壊といったネガティブなイメージが湧きますが、それは大きな誤解です。私たちの生活に欠かせない木々を山で生育させて守るためには、定期的な間伐が必要となり、その工程から生じる間伐材の利用方法は大きな社会問題の1つでもあります。
国内杉の間伐材を再利用したエコマーク認定商品です。
マレーシア 広葉樹(マングローブ)の間伐材を再利用しています。
林野庁の管理する決められた植林地より、計画的に伐採されています。
中山間地域に本社がある特性を活かし、地域の森林から出る間伐材や台風による倒木などを薪として暖房機に利用しています。
これにより、化石燃料の削減(全体で3 割程度)に繋がったとともに、林業に携わる方たちからも喜ばれています。また、杉の間伐材を、園芸用土に代わる植え込み材料として利用する取り組みも行っています。
ウォータリウムカラードボトル・ジャー
びんは、まだガラスが貴重だった時代から愛用されており、使うたびに洗浄され何度も繰り返し大切に扱われてきた素材です。
現在でもリサイクル可能なリターナブルびんは、循環型社会のサステナブル素材として改めて注目されています。
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愛知県の三州瓦メーカー新東株式会社との共同開発によって、瓦の端材を利用した国内初のリサイクル園芸用土「リサイクルコーン(リサコ)」の製造を行っています。愛知県の2社が地元の資源を活かして県外に発信していくビジネスモデルであり、2010 年、経済産業省の地域産業資源活用事業計画に認定されました。
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新設農場では施設に降った雨水を100%回収し、合計約400tのタンクに蓄え、植物の水やり、トイレの洗浄に活用しています。不足した時には地下水が足される仕組みになっています。間伐材の活用とともに、限りある資源を無駄にしないよう、環境対応型の農業を目指した取り組みを続けています。
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世界の植物を日本に広めるため、世界11 ヶ国の協力農家から仕入れを行っています。特にフィリピンでは、63ha の委託農場とパートナーショップ5 店舗を展開する上、現地の特産であるハンディクラフトを活かした鉢用カバーなど、多岐に渡って園芸にまつわる仕入れを行い、現地の活性化に協力しています。
世界各国との取引…オランダ、ベルギー、メキシコ、グアテマラ、コスタリカ、中国、韓国、フィリピン、スリランカ、ベトナム、南アフリカ